• ktogashi20201

対人恐怖症・社交不安障害と付き合って生きるー3

 高校に入ると、中学からの他人の視線が気になるというか、自分の視線が相手を嫌な気分にさせているという“とらわれ”はどんどんひどくなりました。私は前から私のほうに来る人を怖れ、目を伏せてそのまま知らん顔して歩くか、ほかの道に逃げたりしていました。通学の朝は人に会わないように早くか遅刻ギリギリに登校し、歩くときはいつも端っこを通り、足元を見つめていました。


 多くの人は、「高校時代が一番楽しく青春そのものだった」、とよくいいます。ですが、私には、そんなものはなく、毎日は辛いだけの日々でした。学校は休みがちで出席日数はいつもぎりぎり。よく母が作ってくれた弁当をもって橋の下にいき、本を読んで一日を過ごしたりしてました。


 でも、不思議なもので、そんな状況下にあってもどこか自分の未来に期待するところはありました。「早く学校を卒業してこの街から出たい。そうすれば私の未来も開けるんだ。」というような事ばかり考えていました。ですから、勉強は自宅で一生懸命やり、成績だけはよかったです。


 しかし、学校では自分の症状が気になって勉強どころではなく、学校の授業に出るのはきつかったです。視線恐怖をもっていましたから、教室では授業中は教科書に目を伏せて人を見ないようにし、休み時間は単行本を懸命に読むふりをする。視線恐怖は何とかこれでごまかしていました。

人が近くを通ると体が硬直したようになり、字も書けず、体が震えていたように思います。こんな時はトイレが私を救ってくれました。学校で唯一リラックスできる空間でした。

こんな私ですから、同級生はもちろんのこと小学校からの友人でさえ話しかけてこず、自分からいくこともなく、友人といえるものはもはや一人も残っていませんでした。

 

 担任教師や親に思い切って話したことがありますが、双方とも「気のせいだろう。見ててもおかしな点など見て取れない。もっと積極的に同級生と交流しろ。」といわれただけでした。当時は、病気だとの認識はなく、病院にいくこともせず、ただ不安が不安をよび、悪循環に陥るばかりでした。             ・・・大学編に続く・・・



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